かふぇてりあRIO ~バルセロナ生活コラム~

bcnrio.exblog.jp
ブログトップ

かふぇてりあ RIO No.21 「祝☆エスパニョール1部リーグ残留」

普段はバイクのレースで盛り上がっている私ですが、ここ数週間は夫インダ君が
愛する「エスパニョール」を一緒に応援していました。
フットボールど素人ですがエスパニョール1部リーグ残留お祝いと愛する夫のために
記念となるコラムを書きたいと思います。

そう私もペーリコ、いや私は女性形でペリーカとなった日々でした。ホームでの
3試合、対ベティス、デポルティーボ、そして最後のレアル・ソシエダ戦すべて
をスタジアムで応援しました。

最後まで2部リーグに降格するかもしれない可能性大で本当にナーバスな日々を
送り、試合が終わって無事残留が決まった今もどこか心が落ち着きなく、あの試
合の夜が信じられません。
普段フットボールをたいして気にしていない私でさえこんな気持ちになるのにエ
スパニョールを愛するインダ君は本当に心の底から心配してナーバスになっていました。

リーガ最後の試合は5月13日(土)22時開始でした。
エスパニョールはこの試合絶対に勝たないといけない「宿題」が残っていました。
早めに行って友達と飲んだくれないとやっていられない為、私達は19時半には
スタジアム前に到着。

この日は特設でカルパ(白い特設テントの意味)が作られていてビールを売って
いるカウンターがあり、そして大音響でエスパニョールのイムノや
「We are the champion♪」もガンガンかけられていました。
19時半ですでに大勢の人々がお酒を飲んでできあがっている状態。
リーグ最終戦にして雰囲気は絶頂に達していました。
でもどこか緊迫した異常な雰囲気が流れていたように思います。

試合開始直後はスタジアム全体に声援が響き渡り、約5万人のペリーコも応援に
気合が入っていましたが、後半にポイント争いで2部降格を争っているアラベス
(対デポルティーボ)が得点を入れた瞬間は確実にスタジアムの雰囲気が変わりました。

因みに、スタジアムでは周りにラジオで他試合の結果を聞きながら見ている人が
必ずいてその人達がゴールがあると声に出して教えてくれます。

この時は大きな岩が頭にドーンと落ちてきたようにがっかりし目の前が真っ暗に
なりました。
(アラベスが勝って、エスパニョールが引き分け、負けだと確実に2部落ち)

本当にやばい。2部落ち確実かも・・・

この瞬間から応援の声も弱くなり、本当に最悪な状況でした。
ペリーコの中には一人で必死に声を出して周りのペリーコ達の応援を盛り上げる人もいました。
とても悲しい空気が漂っていました。

1点さえ取れれば、その1ゴールで1部リーグに残ることができるのに。私は気
がつくと祈っていました。1点!神様1点をエスパニョールに与えて下さい!と。


試合結果はみなさんご存知の通り、1対0で勝利。
最悪な状況が続く中の91分に奇跡が起こりました!!!
コロが劇的なゴールをきめてくれました。

インダ君はゴォォォールゥ!!!!!と叫んだため一瞬にして声を失ってしまい
ました(笑)
そして前の座席に足をかけて上ろうとしたので私は落ちるのではないかと怖くな
りインダ君の足や腰を必死に押さえました(笑)その後あっという間に3段くら
い下の席にいる友達のところへ降りて行き、互いに熱い抱擁をしていました。

今となってはあまりにも一瞬の出来事でゴールの瞬間の記憶がありません。
友達は泣いていました。インダ君は声が出なくて喋れませんでした(笑)

本当に苦しい試合で私はこの緊迫した状況をもう2度と体験したくありません。
2年前にも同じような状況でのムルシア戦がありましたが、後半2点取っていた
のでこの日の試合程最後の最後までヘビーなものではありませんでした。

本当に精神が疲れました。試合後数日間はインダ君も私も頭がぼぉっとしていました。
時々「もしも2部へ落ちていたら今ごろどうしているんだろう?」と想像して
ぞっとしています。

今回の出来事でフットボール文化が生活に密着していることを痛感しました。
今までぜんぜん熱狂的なファンではないと軽く話をしていたインダ君。
でも実際は彼の生活にエスパニョールが多大な影響を及ぼしています。
今回彼はそれを認めました。エスパニョールは彼にとってとても大切なのです。

私は私で気がつくとコパ デ レイ優勝記念マフラーを首に巻いていました
(笑)
インダ君と出会って9年、とうとう私もペリーコ軍団の仲間入りです。これから
も一緒に応援しようと決めました。
[PR]
by cafeteriario | 2006-05-27 14:55 | 気ままな日常